港南区民文化センター ひまわりの郷

2025年8月11日開催「クラシック音楽入門講座 音楽史に革命を起こしたベートーヴェンの真実に迫る!~傑作「悲愴」を含む4曲のソナタ~」出演者インタビュー

―本日はありがとうございました。今日の公演を終えていかがでしたでしょうか?

三谷氏:猛暑の中、沢山の方にお越しいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。この講座シリーズに継続していらしてくださる方もおられるとのこと、とても嬉しいです。

―ありがとうございます。今回の講座のテーマと聴きどころについて、改めて教えてください。

三谷氏:講座の中でもお話ししましたが、ベートーヴェンの基礎研究が進み、ベートーヴェンのよく知られた逸話の中には多くの捏造されたものが紛れて込んでいることが明らかになりました。テーマとしては、新しい資料・情報をもとに、皆さんと一緒にあらためてベートーヴェンの生涯を見つめ直すこと、そして、いわゆる有名曲以外にも素晴らしい実に多様な作品があることを知っていただきたいので、普段取り上げられることの少ない作品もご紹介する点が聴きどころです。

―次回のベートーヴェン講座について、楽しみにしている方も多いと思いますので、少しだけ内容やテーマを教えていただけますか?

三谷氏:激動の欧州・ウィーンの地で、耳疾を抱え悩み、ハイリゲンシュタッドで遺書までしたためたベートーヴェン。演奏家としての活躍を諦め、作曲家ベートーヴェンとして歩みだす、30歳前半の作品の演奏と、お話をするつもりです。

―ありがとうございます。最後に、インタビューをご覧になっている方へ一言お願いいたします。

三谷氏:ひまわりの郷は、とても響きがよく、アットホームな雰囲気です。コンサートや講座を皆さんと共に育てていければこれ以上の喜びはありません。ひまわりの郷でお会いできれば嬉しいです。