港南区民文化センター ひまわりの郷

2023年2月11日開催「魔法の城のフシギな音楽会」〜ルロット オーケストラ 出演者インタビュー

ーひまわりの郷の音響・照明はいかがだったでしょうか?

ルロットメンバー:こちらの公演を10年ぐらい続けているのですけれども、ここのホールは自分の音も良く聴こえるし、向こうに飛んでいく響く音も良く聴こえるので、贅沢な気分で演奏できるのが嬉しいです。照明は、いろいろやっていただいて、こちらのムードも上がっていてすごく楽しかったです。ありがとうございます。
ルロットメンバー:気持ちよく弾けるホールで、僕はいつも一番低い音を担当しているのですが、響きが演奏を助けてくれてとてもありがたかったです。照明さんも僕たちが安心して演奏できるよう助けてくださいました。

ー会場の雰囲気やお客さんの反応はどうでしたか?

ルロットメンバー:小さいお子様もたくさんいらっしゃったかと思いますが、すごく楽しんで座席にちゃんと座っていらして、いい雰囲気だったと思います。
ルロットメンバー:お客様の顔がよく見えるので、目があったお子様や大人の方とニコニコ一緒に、一体感があって楽しく演奏させていただきました。
ルロットメンバー:お母さんのお隣で手をお膝に置いて観ている子が多くて、手拍子の時は手拍子を合わせて、温かい子ども達が多いなと思いました。

ー演奏曲は多岐にわたりましたが、今回のプログラムはどういった意図で構成されたのでしょうか?

ルロットメンバー:毎回テーマを持ってコンサートに取り組んでいますが、今回は「魔法の城」ということで、今までの創作楽器というものをただ日用品から出来たものというよりは、物語性をもって現実離れしたものにしようという趣旨を持って、ナレーションや楽器や曲を作っていきました。今までにないストーリー性を持った公演になったかと思います。

ーフライパンなどで演奏されていますが、ピアノやフルートも含めて演奏されている楽器の魅力を教えてください

ルロットメンバー:フライパンの魅力は、まず、これ楽器になるのというところからで、子ども達の興味関心を引き出すためにいろいろなことに挑戦しているのですが、違うフライパンを叩くだけで音が変わるとか、これ楽器になるのとか、びっくりする気持ちを子どもたちから引き出せるのが魅力です。もしかしたら初めて聴く演奏会かもしれないし、それが例えば、家に帰ってフライパン叩いてみたいとか、物を作ってみたいとか、そういった想像力に火をつけることができるんじゃないかというのが創作楽器の魅力です。
ルロットメンバー:見た目に楽しいというのがライブの良さかと思っています。ヴァイオリンとかフルートとかピアノは音を聴くだけでも美しいというのはあるかと思いますが、それ以上に創作楽器の見た目の意外性や面白さみたいのがあると思うのでそこも楽しんでいただけるかなと思います。

ー最後にこのインタビューをご覧になられている方へメッセージをお願い致します。

ルロットメンバー:私たちルロットオーケストラは音楽の壁、クラシックはお行儀よく聴かなければならないとかの固定観念があると思うのですけれども、それも大事にしつつ、でももっと楽しんでもらおうというジャンルを飛び越えた、でも音楽のお作法も私たちのコンサートの中で自然と身につけてもらう、そんな感じのコンサートをこれからも続けていきたいと思っております。ぜひともまた驚きの楽器が出てきますのでお楽しみにしていただけたらと思います。ありがとうございます。